2021/03/20
日本原産で和食の代表的な野菜の一つ。独特のほろ苦い味です。冬に黄色い花を咲かせることから冬黄「ふき」といわれます。地上には花芽と葉が出て茎の部分は地中に伸び、ふきとは葉の柄の部分にあたります。春一番に地下茎から出てくる花の蕾が「ふきのとう」です。山野に自生しているものは山ぶきで、風味やアクが強いです。
茎に傷がなくあまり太すぎない物、柄に張りがありしなっていないものがいいです。食物繊維やミネラルが多く、生活習慣病の予防に効果があり、香と苦さには咳を鎮める効果があります。色鮮やかで皮を剥きやすくする為に塩をふり板ずりし、洗わずそのまま茹で冷水にとります。さらに、アクを抜くために水にさらします。歯ざわりや香り、淡い緑色を生かして煮物や和え物にどうぞ。